フォームドミルクの作りかた
2007年 12月 21日
この季節になると珈琲の上にふわふわのフォームドミルクを乗せてシナモンをかけて飲みたくなります。
さて、このフォームドミルクを作るのに、一般的にはエスプレッソメーカーについている蒸気ノズルを使ったり電動式のカプチーノメーカーを使ったりしますが、もっと簡単にできないか調べてみました。
まず、情報として入手したのがマッシャー(マッシュポテトを作る時にジャガイモを潰す道具)でカシャカシャやる方法。温めた牛乳をボウルに入れて、マッシャーで空気と混ぜるようにシャカシャカやったら、あっという間にフォームドミルクが完成しました。
情報をくれたかた、ありがとうございます!
さらにここからは実験。マッシャーでは少し泡のキメが大きかったこと、マッシャーを持っていない人もいること、これがどうにかならないか考えてみました。
1)茶漉し
これなら持っている人も多いし、マッシャーよりも網目が細かいので細かい泡が出来るかも…
と、これは時間をかけてシャカシャカしたものの、あまりうまくいきませんでした。
2)泡立て器
これも持っている人は多いですね。これでも泡立たせることができましたが、マッシャーよりは少し時間がかかり、泡のキメは同じ程度でした。
3)茶筅(せん)
持っている人は少ないかもしれませんが、お茶を点てる要領でシャカシャカと…
これも泡立つまでの時間がかなりかかりました。
そこで、考えた短時間でキメの細かいフォームドミルクを最短時間で作る方法は、
「マッシャーで泡立てて、茶筅で泡を細かくする」というもの。
マッシャーより時間がかかりますが、泡立て器+茶筅でも良かったです。
珈琲の上にフォームドミルクを注いで、スプーンで撹拌しても泡はまったく消えませんでした。
ちなみに牛乳の温度は60度くらいがベスト。鍋で温めるのであれば、鍋のフチの牛乳がブクブクしてきたあたりです。それ以上温めると牛乳の表面に膜が張り、タンパク質が固まってしまいます。
さて、マッシャーを使ったついでに、先日のクリスマス会で見た目もかわいく美味しかった「マッシュポテト オンザリッツ」を作ってみました。先日のお手本に比べて顔が怖いです。
by minazuki-coffee
| 2007-12-21 22:27
| 本/マメ知識